20代の頃、道端でみてもらった占い師に「大器晩成。50歳過ぎから運気が良くなる」と言われた。
その時は、あと30年近く耐えるのか、、、と絶望的な気持ちになった。
月日が経ち、53歳になりましたよ。
きちんとした仕事に就いて、収入は増えて、妻が居て、おまけに猫も居ます。
ローンを組んでマンションも買いました。
体を壊したけれど大事に至ることもなく今のところ健やか。
良かったじゃん。
しかし生活が楽になったかどうか、、、税金や保険を滞納せずきちんと払ってるし、当たり前の生活を自力でおくれるようになったよ。偉い。
けれど、薄氷を歩むような感覚は消えやしない。
死ぬまで住宅ローンは残るだろう。
定年後は年金だけで生活できないことはわかっている。
将来に備えるための貯蓄も十分ではない。
65歳になった瞬間に、このままだと路頭に迷う。
かといって何かできるわけでもない。皆さんどうしてるんだろう。
退職金で田舎に移住して独学で蕎麦か有機野菜の古民家レストランを開業して地域の人と仲良く集まって自家製釜で焼いたピザをふるまってギター弾いて柴犬をなでる上がり人生が庶民の夢かと思うと虚しい。
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by tonpu-2
| 2023-07-24 20:00
| 日常