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べんてん閉店

Y浅君から「べんてんっていう美味しいラーメン屋がありますよ」と聞いたのがきっかけだった。
高田馬場にある店でつけ麺が有名とのこと。
しかしラーメン好きのH庄君の評価はイマイチ。
そんなことがあり、なんとなく行ってみようかなと思ったのだった。

店に着くと道の反対側の離れたところに行列ができていて、一人出ると一人入るシステムだとわかった。
で、つけ麺を注文。
まぁ、たしかに美味しいけど並んで食べるほどでもないかな、、、再訪はないかな、、、もぐもぐ。と、ほどなくして食べ終わりせっかくだからとスープ割りを頼んだ。
ずずっと一口飲むと旨味がぶわーーーーーーーーーっと広がった。
ぼやーっとしていたところにガツンとぶん殴られたような感じで「こ!これは?!」と正直驚いた。
つけ麺じゃなくてあったかいラーメン系のが絶対に美味い!!と。

早速Y浅君にそのことを話すと「そうなんです。塩が美味いですよ!」と朗報。
塩か。食べないと。

で、早速塩を食べたところ、、、ありがちな薄口淡白ではなくむしろ濃厚。
ぜんぶ美味しい。チャーシューもメンマも玉子も、そして麺も。
香りも熱さもまるごと美味しい。
なにより麺一口目の多好感ったらなにものにも代え難い。
ちまちまあの手この手で趣向を凝らしたラーメンが多い中、じつに武骨で男っぽく、そして繊細。

嫌なことも、べんてんのラーメンを食べればすべて吹っ飛んだ。

しかし全てのことに終わりは来る。
あまりにも突然に閉店の情報が入った、、、。

いや、もうけっこう食べたからいいんじゃないか。
最後にもう一杯食べたい。
長い行列なんて嫌だな。
でもでも、、、。
葛藤が始まった。

意を決して最終日前日の27日に行くことにした。
熟睡したら起きられないと思って仮眠状態で3時に起床。
早起きのおかゆと遊んでいたらすぐに日が昇って来た。

お店に着いたのは6:05。すでに30人ほどの列が出来ていた。
眠いしやることないしすぐに怠くて眠くなったけど路上ではどうすることもできない。
ついて来た妻は顔が青い。
幸いなことに天気は曇りで風もそよそよしていて汗もかくことなく過ごすことが出来た。
9:20頃に店員さんが来て本日の並びは締め切り。
あとは開店を待つのみ。

10時を過ぎると何を頼もうかと本格的に悩み始めた。
塩は決めていたけれど、塩チャーシューにしようかメンマを入れようかタマゴはどうしようかぐるぐるしていた。
妻はカラツケメンメンスクナメカラミベツモリナマタマゴメンノウエをちゃんと言えるように練習を始めた。
楽しい時間。

10時半頃早めに開店。徹夜早朝組が入店した。猛者たちである。

12時頃入店。
シンプルに塩だけにした。トッピングは無し。
メンマを入れると甘みが出るし、チャーシューを存分に食べたかったけどスープと麺に集中したかった。
周りはトッピングもりもりの注文が多くてすぐに後悔したけど、大丈夫、これでいこうと自分に言い聞かせた。
妻より先に着丼。
あー今日のスープは美味い。最高だと思った。
実はべんてんは日によって少々味にバラつきがあり(昔はそうではなかったんだろう)当たり外れがあった。
繰り返すけど今日の塩は美味い。あーこれだよなーーーーと思いながら一口一口を噛みしめた。
この味を絶対に忘れないようにと思いながら食べた。

妻のつけ麺も着丼。
辛みとつけ麺を一口もらったり自分の塩を分けたりできるのは二人で来ると良いことの一つ。
退店したのは12時半過ぎ。ちょうど6時間半である。
でもあっという間だった。
店主は「いままでありがとうございました」と店を出る人全員に挨拶していた。
「ごちそうさまでした」としか言う言葉がない。
僕なんてつい最近来始めた客だけど、何年も通っている人はどういう気持ちなんだろうか。
べんてんに変わる店があるはずもなく、明日からどうしていいのかわからない。

最後にいろいろ食べた写真。
もっとあるはずだけどすぐに見つかったものを。

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塩に玉子

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焦がしネギしょうゆ。
ブレブレ。

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油そば麺少なめ。
日和って麺少なめにして後悔。

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最後の一杯。
動揺してピントが合っていない。

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本当にありがとうございました。
再開を祈りつつ。
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by tonpu-2 | 2014-06-27 23:58 | 食事 | Comments(0)

猫、カレー、ラーメン、たまに旅。


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